思想と言葉

まんべくんっていうゆるきゃらがいたんですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111103-00000009-zdn_n-inet

知らなかったので
ちょっとだけ調べてみたら、
毒舌キャラで、ツイッターでの太平洋戦争についての書き込みが問題で、
謹慎になっていたということですが、今日からまた復活するとのこと。

ふーんと見ていたのですが、
「毒舌」というから、

・日本は悪くない！
・あの戦争は自衛のための戦争！
・天皇陛下万歳！
・そもそも太平洋戦争ではなく、大東亜戦争！

とか何とか書いたのかなぁ、と思ったら、
「すべての始まりは日本がアジアに侵略したこと」とかなんとか。

町のゆるきゃらなのに、書いていた人は何も考えず、
こうも簡単に思想に関することを発言してしまえるその無神経ぶりは
責められてしかるべきだとは思いますが・・・、


いやいや、これって全部学校の先生が私たちに教えて下さったことじゃないですか（苦笑）

それをピリ辛な味付けにして発言しただけ。
毒舌キャラとしては物足りないでしょう？（笑）

・・・まあ、そんな冗談はさておき。

思想、というと大げさすぎますが、
自分が普段考えていること、それを説明するために使う言葉は
その人の考えに直結します。言葉って大切です。

たとえば、今回の件で言えば、
大東亜戦争というと眉をしかめる人が多いですが、
太平洋戦争って言葉にも、実はそれと同じくらいバイアスがかかっています。
あまり意識されずに使われている言葉ですが。

どこに力点を置くか、どこに視点を置くかで、使う言葉も違ってきます。
安易な言葉狩りも本質に蓋をすることにもなりかねません。

注意したいものです。

タグ：大東亜戦争　太平洋戦争