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教科書への理解③ [日本について考えてみる。]

③で完結です。

と言うのは嘘で、次に番外編があります(笑)
お付き合いいただければと思います。

さて、
教科書への理解について、
最後は僕たち塾業界にいるものにとっても、
非常に耳の痛い話ですが・・・。

教科書に対する、
偏見の醸成、拡大でしょうか。

曰く
「教科書は使えない」
「教科書よりも問題集がいい」
「教科書は分かりにくい」

という偏見。


教科書の問題点を指摘したいのは分かります。

でも、
それは本来、
子供たちの下に届く前に
すでに終わっていなければならない問題です。

そうしなければ、
子供達が教科書を軽んじるのは
火を見るより明らか。

全ての人々を納得させるような
教科書などつくることは不可能ですが、
たとえ不備があっても、
そこは教育者としては、
その教科書についての指摘は、
子供の前では黙っておくことが
マナーだとは思いませんか?

確かに、
明らかな間違いを
そのまま放置しておけない気持ちも分かりますが、
そこを指摘したいのであれば、
例えば社会科の場合。

「これは最新のデータですよ」

と、教科書の価値を貶めることなく、
生徒に提示すればいい。

教科書に時事問題を入れられるはずもないですし、
データがどうしても古くなってしまう、
例えばEU加盟国が増えたり、
新しい国が出来たりと、
そんなこともあるわけですから、
そういったものを紹介するのと同じ感じで、
間違いを直せばいい。

工夫一つで
何とでもできるのです。
とは言っても今の先生にそれだけの時間が
あるかどうか・・・。ま、それは別の問題としても。

教科書の価値を貶めるようなことをしていて、
教科書を理解させるなんて事は、
絶対に出来ないように思います。

教える側も、
教えられる側も、
絶対にモチベーションに影響が出ますから。


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