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殻を破るには [仕事(塾の教室長)]

国語の授業で評論を読んでいる時、
既存のシステムの中で、子供達を型にはめるということは、
創造性を奪うことにつながるなんて事が書いてあった。

子供達にも伝えたことだが、そんなこと全く無いと思う。

既存のシステムの前に壊れてしまうような創造性しかもてないのであれば、
それは創造とはいえないと正直思う。

既存のシステムに強い違和感を感じたとしよう。
そして、そのシステムに違和感を感じたことが原動力になって、
そのシステムを覆す発明をしたとする。

すごいことだ。
既存のシステムにも、それを覆す発明をした人にも
尊敬の念を抱かずには入られない。

既存のシステムの壁が高ければ高いほど、
そのシステムを覆すにのパワーはより一層必要になる。

既存のシステムが無ければ、
そもそもそんなパワーを生み出すことなど不可能ではないか。

既存のシステムの否定をしている時点で、
申し訳ないが世間や子供に迎合しているようにしか思えない。
タグ:創造 想像
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占畑

国語の鍛え方ですが、結局は、いくら読み方を教えても、自分で主体的に読んでいかないと、駄目だと思う。

「筆者の主張が何か」という問いは、日本が、正式な論文法を教えていない以上、文法で、「ここが絶対、筆者の主張だ」と言えない以上、読み手の経験則に頼らざるをえない。

勿論、塾等で、そういうノウハウは伝えることができても、それを体得するには、まず一定以上の読書量は必要でしょう。

我々は、結構歴史系の書物を読むのは嫌いではなかったですから、そこで読書量を鍛えていたので、読むことに抵抗感がなかったのは、幸いでしたね。
by 占畑 (2011-02-15 22:57) 

コスモ牛丸

占畑さん>そうですね。正直浪人時代はアホほど問題といてましたからね。

出口先生は偉大ですし、尊敬もしていますし、彼のおかげで現代文にも目覚めましたし、感謝はしていますが、彼の授業を受けていただけでそうなっていたかと言うと、それは違いますよね。年間300問以上といてましたよ。

ただ、出口先生の問題集にある問題は結構秀逸なものが多かったので、
どんどん興味を持って問題が解けたところもありましたね。

何にせよ、彼に直接指導を受けたことのある我々は
本当に運が良かったですね^^。
by コスモ牛丸 (2011-02-16 20:57) 

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